2018/05/03

最近、ごはんやパン、麺類といった炭水化物を食べないで痩せる炭水化物抜きダイエットが人気を集めていますよね。
炭水化物は消化されると糖質になるため、糖質制限ダイエットとも呼ばれています。
炭水化物を抜くことで、極端な血糖値の上昇を抑え、生活習慣病を抑える効果もあることが分かっています。
しかし、最近炭水化物抜きダイエットが認知症を予防する効果もあることが分かってきました。
認知症の代表的な存在ともいえるアルツハイマー型認知症はアミロイドと呼ばれる物質が脳の中にたまっていくことで発症します。
通常は、アミロイドを分解する酵素が働くので、アミロイドが増えすぎることはありません。
この分解酵素は、アミロイドだけでなく、インスリンを分解する役目もあります。
炭水化物を過剰に摂取してしまうと、インスリンが多すぎる状態になり分解酵素はインスリンの分解で忙しく、アミロイドを分解することができなくなってしまいます。
炭水化物を抜くことで、インスリンの過剰な分泌を抑えて、分解酵素が働きやすくする環境になります。
そのため、炭水化物抜きダイエットは認知症やアルツハイマー型認知症の予防につながります。
認知症というのは、ある日突然発症するのではなく、少しずつ時間をかけてかかる病気です。
軽度であれば、回復する見込みもあるため、日頃からの意識を高めることが大切です。
特に、インスリンが多い糖尿病の人達は認知症のリスクが高いので気を付けて生活しましょう!!